COLUMN
2025年08月15日
【新時代の開発手法】CursorとClaude Codeで始める「対話型プログラミング」入門
カテゴリー:AI駆動開発,Cursor,Claude Code,AI,プログラミング
タグ:AI駆動開発,Cursor,Claude Code,AI,プログラミング
上司: 「この機能、来週までに作っておいて」
もしそんな無茶振りをされても、「余裕ですよ」 と笑顔で返せる未来。
それこそが、AI駆動開発が当たり前になった世界の日常かもしれません。
この記事では、AIと“会話”しながらソフトウェアをつくる新しい開発スタイル「対話型プログラミング」 を、驚くほどシンプルに解説します。
1. コーディングは「書く」から「会話する」へ
従来の AI 補助ツール(例:GitHub Copilot)は、あくまで“隣にいる親切な同僚”でした。
一方、Cursor や Claude Code は、まるで腕利きエンジニアを専属パートナーとして雇うかのような体験を提供します。
- あなた:「Next.js + Tailwind CSSで、シンプルなToDoアプリを作りたい。タスクの追加・完了・削除機能を入れて。」
- AI(Claude Code):「かしこまりました。プロジェクト構成は以下のとおりです。
State管理はuseStateで進めますがよろしいでしょうか?
(ファイル一覧を提示)」 - あなた:「いいね、その通りで進めて。」
このやりとりだけで、AIが必要なファイルと骨格コードを一瞬で生成。
初期設定や定型コードに悩まされる時間は、もう過去のものです。
2. 対話による「反復開発」が生むスピード感
対話型プログラミング最大の強みは、修正や機能追加の迅速さにあります。
- あなた: 「タスク編集も追加したいな」
- AI: 「了解です。TaskList.js と TaskItem.js に編集ボタンとモーダルを実装します(差分コードを提示)」
自然な言葉で指示を送るだけで、AIが最適な修正箇所を見つけ出し、コードを書き換えてくれる。
このサイクルを回すことで、従来なら数日、数週間かかっていた変更も 数分で完了 してしまいます。
アイデアを思いつく → AIに話しかける → 動くものを確認する
このサイクルを高速で繰り返すほど、
3ヶ月かかっていた開発が、1週間で形になるのです。
3. 「古いスキル」がAI時代の最強の武器
「AI任せなら、設計の知識は不要?」
いいえ、むしろ 本質的な設計力 がより重要になります。
- クリーンアーキテクチャ
- デザインパターン
これらの普遍的な設計思想を、AIにプロンプトとして与えることで、
AIが生成するコードの品質は飛躍的に向上します。
例:「クリーンアーキテクチャに則って実装してください」
あなたの経験と知識こそが、AIを正しく導き、
他のエンジニアとの間に 圧倒的な差 を生む「最強の武器」となるのです。
4. 次の一歩は「超実践的な活用Tips」へ
この記事では「対話型プログラミング」の基本をお伝えしました。
しかし、より複雑なアプリ開発やチーム開発への応用、効果的なプロンプト設計など、
実践的な “超活用Tips” を学ぶ機会は限られています。
そこで――
💡 8月29日(金)開催:
Claude Code & Cursor 超実践活用Tips
ライブデモとハンズオンで、
- AIとの対話で開発速度を最大化するテクニック
- 現場で役立つプロンプト設計のコツ
- チーム開発での効率的なAI活用フロー
を徹底解説します。
「AIに仕事を奪われる」のではなく、
「AIを最強の武器にする」
あなたの開発キャリアを次のステージへ押し上げる一歩を、
ぜひこのイベントで踏み出してください。
イベント概要
- イベント名: Claude Code & Cursor 超実践活用Tips
- 開催日: 2025年8月29日(金)18:00–21:00
- 会場: 12 KANDA Co-working Space(神田)
- 参加費: 無料(先着20名)
- 申込: connpass イベントページはこちら